乾杯とさよなら

酒とご飯、天満の嵐

2020年の目標とご挨拶

 

今年のお正月は、Twitterで「100の目標」を呟いている方ををよく目にした気がする。これらのツイートは、生活を自分らしく楽しもうという意気込みにあふれていて、とてもかわいらしく、読んでいて楽しかった。(連なるつぶやきが、カルガモの雛がついてくるように、ひょこひょことして見える。)

2020年が始まり、早二週間。私も三が日辺りまでは、今年は三十歳を迎える節目の年だし、目標でも立ててTwitter呟こうと思っていた。実は昨年、2020年の目標は「肉を調理し、見識を深めよう。そして牛肉を難なく消化できる身体になろう!」と、思っていたのだが、日ごろの道楽のような食事のせいで体重が大幅に増加していることが発覚した。

別に自分の体が完全なる球体になってしまえば、それはそれで自分の欲望の方向性も食欲にまとまりスッキリするだろう。だが、残念なことに、完全に球体になった身体を維持できるほど、私の胃腸はタフではない。逆流性胃腸炎を再発させるわけにはいかないので、ここ数日蕎麦ばかり食べている。

今年の目標も、例年通り「本をたくさん読む」でいいじゃないかと思ったけれど、この目標を掲げることで、本を購入するための言い訳にしているような気もする。昨年は本を買いすぎた、一昨年も本を買いすぎている。おそらく今年も買いすぎるだろうけど、これは性分なので仕方がないでしょう。

そもそも「資格取得に向けて勉強をしよう!」とか「スポーツをしよう!」とか、苦しいことや、辛いことに対して、頑張ろうという意思が現在の私には全くない。今年も、美味しいお酒を飲んで、美味しいものを食べて、ごろごろと本を読めればそれでいい。今年の私の目標は、「楽しいことだけやろうね」で、おそらくその目標は達成すると思います。今年もよろしくね。